4年経っても変わらぬ関係「泣けてくる」 大谷翔平が死球直後…笑顔で向かった“相棒”

大谷とイグレシアスは2021年にエンゼルスでチームメート
ドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地でのパドレス戦で死球を受けた。大ブーイングが起こり、不穏な空気が漂う中、大谷は味方ベンチを制止して笑顔で一塁へ。さらに相手選手と会話を交わす異例の行動を見せた。思わず笑顔になった選手のやり取りに「嬉しそう」「泣けてくる」と驚きが広がった。
殺伐とした空気で微笑み合った。9回のパドレスの攻撃でタティスJr.が死球を受けたことを機に場内はヒートアップ。両軍指揮官が退場し、ベンチ総出の乱闘騒ぎとなった。その裏に大谷に打席が回ると、カウント3-0からの4球目、ロベルト・スアレス投手の99.8マイル(約160キロ)が右肩甲骨付近に直撃した。
苦悶の表情を見せた大谷。ドジャースナインが飛び出そうとする中、ベンチに左手を振ってジェスチャーを送って沈静化させた。その後、笑顔を見せながら一塁へ向かい、アラエスと談笑を始めた。さらに試合が中断している間、今度はニッコリとしながらパドレスベンチに歩いて行った。
両軍合わせて計8死球が飛び交った“遺恨試合”とあり、大谷が歩み寄ってきてもパドレスベンチはかたい表情だった。しかし、一人満面の笑みを浮かべたのがホセ・イグレシアス内野手だった。大谷とはエンゼルス時代にチームメートで、その後に様々な球団に移籍しても、再会すればいつも仲良しそうにしていた2人。“相棒”を見つけたからか、大谷の頬も緩んだのかもしれない。
場内に広がった微笑ましい光景に「嬉しそうなイグ」「本当に凄い」「ニッコニコだったね」「素敵な関係」「仲いいな笑」などとファンも感動した。ちなみにイグレシアスも、17日(同18日)に死球を受けていた。
(Full-Count編集部)