大谷翔平、復帰2登板目をLA記者大絶賛「キレがあった」 “魔球”に衝撃「エグすぎ」

復帰2戦目は1回18球、2奪三振無安打無失点
【MLB】ドジャース ー ナショナルズ(日本時間23日・ロサンゼルス)
本来の姿を取り戻しつつある。ドジャースの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地・ナショナルズ戦に先発登板。初回を無安打無失点、無四球2奪三振の好投を見せた。LA記者からも「前回よりかなりキレがあった」と称賛の声が寄せられた。
ブルペン投球からファンに取り囲まれるほどの注目度で復帰2戦目を迎えた。初回先頭、エイブラムズを初球で一ゴロに。ウッドも遊飛に打ち取ったかに見えたが、ベッツの落球で出塁を許した。ガルシアJr.はスイーパーで復帰後初の空振り三振。4番のロウからカットボールで空振り三振を奪った。笑顔でベンチへ引き上げた。
前回16日(同17日)の本拠地・パドレス戦で663日ぶりに投手復帰。最速100.2マイル(約161.3キロ)、平均球速は99.1マイル(約159.4キロ)を記録した一方で不運な当たりなどもあり1回2安打1失点。奪三振は1つもなかった。しかし2度目のマウンドは、2者連続奪三振と力強い姿を見せた。
地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース番、ジャック・ハリス記者は「今回は前回と比べてかなりキレがあった。2つの三振を奪い、18球でストライク12球。ムーキー・ベッツのポップフライの落球がなければ、本来は3者凡退だった。速球は97~99マイル(約156~159キロ)を計測した」と評価。また、ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にも出演するブレイク・ハリス氏はロウからの三振映像を添え、「ショウヘイの2三振目はエグすぎた」と舌を巻いた。
大谷はマウンドを降りると、笑顔を見せて球審のグラブチェックを受けた。手応えを感じる登板となったのかもしれない。
(Full-Count編集部)