大谷翔平が覆した“定説” LA中継は興奮…1回2K無失点→激走三塁打「打てないって誰が」

ナショナルズ戦の7回に一塁線を破る三塁打
【MLB】ドジャース ー ナショナルズ(日本時間23日・ロサンゼルス)
投打で“魅せた”。ドジャース・大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地で行われたナショナルズ戦に「1番・投手兼DH」で投打同時出場。初回を1回無失点2奪三振の好投を見せると、7回は満塁好機で走者一掃の三塁打を放った。LA実況は「投手が打てないって誰が言ったんだ!」と大興奮だった
4-3の7回に無死満塁で打席を迎えると、カウント0-1からロータスの内角スライダーにうまく対応した。右翼線を破り、ボールが転がる間に大谷は快足を飛ばして三塁に到達。デコルテポーズで喜びを表現した。
地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況スティーブン・ネルソン氏は打球が抜けた瞬間、「ライン上に放たれた打球はフェアになった! オオタニが三塁打を放って走者一掃した!」と大興奮。解説のエリック・キャロス氏も興奮気味に「投手が打てないって誰が言ったんだ!」と、この日先発した大谷を引き合いに出した。続けて「オオタニのスピードからすれば、余裕で三塁まで到達しました」と、俊足ゆえに可能にした三塁打を称えた。
中5日で臨んだ投手復帰2戦目は、初回先頭のエイブラムズを初球で一ゴロに。ウッドも遊飛に打ち取ったかに見えたが、ベッツの落球で出塁を許した。ガルシアJr.はスイーパーで復帰後初の空振り三振、4番のロウからカットボールで空振り三振を奪った。18球を投げて無安打無失点、無四球2奪三振だった。
(Full-Count編集部)