大谷翔平の26号に「オー、ノー!! パパ!」、ド軍実況が思わず絶叫…緊迫の120秒

26号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
26号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷翔平の26号の打球は親子の元へ飛んでいった

【MLB】ドジャース 13ー7 ナショナルズ(日本時間23日・ロサンゼルス)

 米メディアも気を揉んだ120秒だった。ドジャースの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地のナショナルズ戦に「1番・投手」で投打同時出場し、第5打席で8試合ぶりの26号本塁打を放った。“着弾地点”で観戦していた左中間フェンスの最前列にいた親子のやりとりに米メディアも「オー、ノー!! パパ!」と注目していた。

 大谷が8回1死二塁から放った打球は左中間方向へグングンと伸びて、スタンド最前列にいた親子の元へ。父親は打球をグラブに当てながらもキャッチできず、打球はグラウンド内へ。一緒にいた男児が大泣きしている様子が映された。そのまま一時ビデオ検証となった。

 地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」は実況のスティーブン・ネルソン氏が「オオタニはフェンス際で何が起きたかはっきりとは分からず、二塁ストップ」。解説のエリック・キャロス氏もリプレー映像を見ながら「誰かのグラブに当たりましたね」と状況を伝えた。

 キャロス氏は「あのファンはオオタニのユニホームも着てましたね」。ネルソン氏も「あのファンは(オオタニのHR妨害となったら)夜眠れないでしょうね」と気を揉んでいた。さらに大泣きする男児の様子にキャロス氏も「オー、ノー!! パパ!」と叫んだ。

 さらに親子の映像が流れると「親としては、ねえ」とポツリ。「大丈夫だから、HRになるから、ね?」と“感情移入”して伝えていた。約2分の中断後、判定は本塁打となりスタジアムは大歓声に包まれた。

(Full-Count編集部)

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