レ軍コーラ監督、異例の2試合連続退場 判定にブチギレ“鬼の形相”…通算20度目宣告

前日ジャイアンツ戦にデュランとともに退場
【MLB】エンゼルス ー レッドソックス(日本時間24日・アナハイム)
レッドソックスのアレックス・コーラ監督が23日(日本時間24日)、エンゼルススタジアムで行われたエンゼルス戦で判定を巡り激昂。審判に詰め寄り、退場処分となった。
事件が起きたのは5回の攻撃中だった。1点を追いかける展開で、先頭のデュランが二塁打で出塁。続くトロが遊ゴロとなった。二走のデュランは果敢に三塁を狙うも、三遊間に挟まれる形になりタッチアウト。その間にトロが二塁進塁を試みたが、あえなくアウトとなった。
その時だった。コーラ監督は怒りの形相でベンチから飛び出し、審判団に抗議。なかなか食い下がらず、二塁審判のアラン・ポーターと大口論。その後、退場処分が下された。地元放送局「ファンデュエルスポーツ・ネットワーク・ウエスト」で解説を務めるマーク・グビザ氏は「正直、彼らが何を言っているのかはわかりませんが、(守備側が)ベースをブロックしたと言えるのかもしれませんね」との見解を示した。
コーラ監督は2018年からレッドソックスの指揮を執り、毎年退場処分を食らっていた。2022年と2023年に年間4度の退場となったが、前日のジャイアンツ戦でもデュランとともに退場となるなど、この日で早くも今季4度目と“ハイペース”。通算20度目の退場処分が下された。