大谷翔平のライバルを襲った“悲劇” 痛みで絶叫、96億円男の被害にファン怒り「許せない」

大谷に本塁打1本差で迫る大砲にアクシデント
【MLB】Dバックス 10ー0 Wソックス(日本時間24日・シカゴ)
ドジャースの大谷翔平投手のライバルが不運に見舞われた。ナ・リーグ本塁打王争いで2位につけているダイヤモンドバックスのエウヘニオ・スアレス内野手が23日(日本時間24日)、敵地でのホワイトソックス戦で第1打席に死球を受け、途中交代となった。
同試合に「5番・三塁」で先発出場。初回1死二塁の好機で、アクシデントは起きた。相手先発スミスが投じた2球目の95.9マイル(約154.3キロ)の直球が、ハーフスイングした際に右手に直撃。スアレスは叫び声を上げた後、打席で痛みをこらえるようにジャンプ。さらに右手を抑えて周囲を小走りに動いた。直後の守備から交代となった。
球団発表によると右手打撲で、レントゲン検査では大きな異常はなかった。スアレスは今季ここまで25本塁打。特に6月は10本塁打とペースを上げており、一時は大谷に並んだ。23日(同24日)時点では1本差としている。
この痛い1球に、SNSは「彼の無事を願っている。いいシーズンを送っているからね」「それがどれだけ痛いか、君たちはわかってないね」「毎回こういうことが起きるから、野球が嫌いだ」「僕らの打者に当てるのをやめてくれ。怪我人がたくさんいるから」「スアレス大丈夫か なんか叫び声が」「痛そうだな。スアレス離脱したらアリゾナ相当きついだろ」「許せない」「冗談だろ」と荒れ気味になった。
7年6600万ドル(約96億1800万円)の契約を結んでいる大砲のスアレスが打線にいれば脅威となるだけに、打撲とはいえ150キロ超えの剛球が当たったとなると骨折もあり得たこの状況。ファンが悲鳴の声を上げるのも納得だ。