鈴木誠也、2試合ぶり21号 自己最多記録に早くも並ぶ…年間43HRペース、低空弾に敵地騒然

21号を放ったカブス・鈴木誠也【写真:Getty Images】
21号を放ったカブス・鈴木誠也【写真:Getty Images】

23日の1試合2本塁打に続き絶好調

【MLB】カージナルス ー カブス(日本時間25日・セントルイス)

 カブスの鈴木誠也外野手は24日(日本時間25日)、敵地でのカージナルス戦に出場し、3回の第2打席で昨年の渡米後自己最多に並ぶ21号を放った。これで本塁打はシーズン43発ペースとなった。

 2点差を追いついた3回1死一、三塁、2球目の91.7マイル(約147.6キロ)のシンカーを捉えると、打球はライナーで左翼席に飛び込んだ。打球初速110.2マイル(約177.3キロ)、飛距離404フィート(約123.1メートル)、角度19度の痛烈な一撃だった。第1打席は投ゴロ併殺打に倒れていた。

 22日(同23日)の本拠地でのマリナーズ戦では、今季4度目の1試合2本塁打を放つなど、4打数2安打3打点の活躍を見せていた。試合前の時点で64だった打点を67まで伸ばし、ダイヤモンドバックスのエウヘニオ・スアレス内野手と並んでリーグトップに立った。

 本塁打は昨年放った日本人右打者最多の本数に早くも並び、記録を大幅に更新するペースとしている。

 自身のキャリアハイである2023年の74打点や、大谷翔平投手が昨季ドジャースで記録した日本人最多の130打点を超えるペースとしている。日本人選手がシーズン100打点以上を記録したのは、過去に松井秀喜と大谷の2人のみとなっている。

【実際の映像】鈴木誠也の21号“低弾道”の一発に敵地歓声 HRキャッチにバンザイの大興奮

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