大谷HRを“直接キャッチ”の女性が話題「めっちゃ上手くない?」 判明した納得の理由

ホームランをグラブで完璧にキャッチした女性
【MLB】ドジャース 9ー7 ロッキーズ(日本時間25日・デンバー)
ドジャースの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、ロッキーズ戦の第4打席で日米通算300号となる27号2ランを放った。弾丸ライナーの打球は、スタンド最前列の女性が右手にはめたグラブで見事にキャッチ。ネット上では瞬く間に「めっちゃ上手くない?」「HRボール捕った女性、ナイスキャッチ!」「凄すぎ」と話題に。当の本人を直撃すると、納得の理由が明らかになった。
ボールを手にしたのは、地元コロラド州のファイアーストーンに住み、アダムズ州立大学3年生のエミリー・サバジョさん。ソフトボール部に所属する左投げ左打ちの一塁手で、使い込まれたファーストミットでがっちりとホームランボールをキャッチ。「ゴールドグラブ賞を捕ったこともあるんです」と明かした。
同大学のホームページ、SNSによると2025年に一塁手として、守備率.998(412刺殺、1失策)を誇り、同大学では初となるゴールドグラブ賞を獲得していた。
観戦していたクアーズフィールドの外野最前席は年間シートで、サバジョさんはこれまでに800試合以上を観戦。同大学のサイトによるとロッキーズのレジェンド、トッド・ヘルトンに憧れて一塁手を始め、もう一つの登場曲は、昨年引退したチャーリー・ブラックモンが使っていたアウトフィールドの「Your Love」を使っているという筋金入りのロッキーズファンだ。

この日もロッキーズのTシャツを着用して父と観戦。それでも大谷のボールには大興奮で、「信じられません! 人生で最も楽しかった瞬間の1つでした!」と笑顔。打っては通算30発以上だそうで「彼のスイングをよく見て、参考にしているんです」と明かし、ボールを大切そうに握りしめていた。
(上野明洸 / Akihiro Ueno)