今永昇太、復帰登板試合で乱闘寸前 激昂した前カブス選手…両軍総出の不穏なムード

今永昇太は怪我からの復帰戦で5回1安打無失点…4勝目
【MLB】カブス 3ー0 カージナルス(日本時間29日・ロサンゼルス)
ハムストリングの怪我のため負傷者リスト(IL)入りしていたカブスの今永昇太投手が26日(日本時間27日)、敵地のカージナルス戦で復帰登板を果たし、5回1安打無失点で4勝目を挙げた。無事に登板を終えた今永だったが、降板後の9回には乱闘寸前の騒動に見舞われた。
9回2死、カブスのダニエル・パレンシア投手がカージナルスのノーラン・ゴーマン内野手を見逃し三振に仕留めてゲームセット。パレンシアは自身の胸を何度も叩き、雄たけびをあげ続けていた。この行為に一塁走者のウィルソン・コントレラス内野手だった。
2016年から2022年までカブスでプレーしたコントレラスはこの回、手に100.5マイル(約161.7キロ)を受けて死球で出塁していた。コントレラスはパレンシアの勝った瞬間にみせたパフォーマンスに不快感を見せ、両者は一触即発のムードに。一瞬にして両軍ベンチ総出でにらみ合う時間が続いた。
最終的にはお互いが自軍ベンチに戻り、乱闘は寸前で“回避”となった。登板を終えた今永の姿は確認できなかったが、ヒヤヒヤしていたに違いない。