打者がド軍投手陣の“TOP”に立つ矛盾… 大谷翔平に女性記者愕然「29発打ってるんですよ!!」

ロイヤルズ戦に先発したドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
ロイヤルズ戦に先発したドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

初回に163.7キロを記録

【MLB】ロイヤルズ ー ドジャース(日本時間29日・カンザスシティ)

 ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地で行われたロイヤルズ戦に投打二刀流で出場。復帰後3度目となるマウンドで、MLB公式戦では自己最速となる101.7マイル(約163.7キロ)を叩き出したが、もう1つの異常な事実に米記者は驚いている。

 この日、手術から復帰後に初めて複数イニングを投げた大谷。2イニングで27球を投げて1安打1四球無失点という内容だった。初回1死一、二塁からパスカンティーノを併殺打に仕留めたフォーシームは、101.7マイル(約163.7キロ)を記録。渡米後はこれまで2022年9月10日のアストロズ戦で記録した101.4マイル(約163.2キロ)が最速だったが、自己記録を更新した。

 さまざまなデータを紹介することで知られるMLB公式のサラ・ラングス記者は、大谷の“自己最速”に着目した。自身のX(旧ツイッター)で「ショウヘイ・オオタニの101.7マイル(約163.7キロ)は今季ドジャースの最速で、2023年開幕からでは2番目の速さです。この男は29発打ってるんですよ!!!」と紹介。MLBでの自己最速を記録したことに触れた際も、「この男は29発打ってるんですよ!!!」とリピートして強調した。ナ・リーグ本塁打王の打者が、同リーグで最高勝率のドジャース投手陣の中で球速でもトップに立つという異次元の現象を伝えた。

 地元メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マッケイン氏はX(旧ツイッター)に「ショウヘイ・オオタニは初回に100マイル以上を3度記録。このドジャースの先頭打者は、最速で101.7マイルに達した」と炎の絵文字を添えて投稿。打者が100マイルを連発するという常識破りのプレーを改めて強調した。

(Full-Count編集部)

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