鈴木誠也が自己最多22号 打点はMLBトップ…年間134打点ペース、長打2本で12点大勝貢献

敵地アストロズ戦「3番・右翼」で先発出場
【MLB】カブス 12ー3 アストロズ(日本時間29日・ヒューストン)
カブスの鈴木誠也外野手は28日(日本時間29日)、敵地で行われたアストロズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。8回の第5打席で渡米後自己最多となる22号本塁打を放つなど長打2本を放ち、チームの12-3の勝利に貢献した。
左翼席後方の看板を直撃する豪快な一発だった。7点リードの8回1死一塁。右腕グストの2球目の83.3マイル(約134キロ)のスイーパーを捉えた。打球初速105.8マイル(約170.27キロ)、飛距離405フィート(約123.44メートル)、角度26度であっという間にスタンドに突き刺さった。
24日(同25日)の敵地カージナルス戦以来、4試合ぶりの一発でシーズン42発ペース。6月までに昨年自身がマークした日本人右打者の最多記録21本塁打を更新した。1、2打席目は凡退も3打席目には左中間に三塁打。4打席目は左飛だった。
試合前の時点で67打点はエウヘニオ・スアレス(ダイヤモンドバックス)と並んでリーグトップ。この一発で69打点とし、単独トップに躍り出た。メジャー全体でもカル・ローリー(マリナーズ)に並んだ。
自身のキャリアハイである2023年の74打点や、ドジャース・大谷翔平投手が昨年に記録した日本人最多の130打点を超える134打点ペースとなっている。
(Full-Count編集部)