「完璧やないかい」“神助っ人”が特大弾 1年目から10号…ファン歓喜「今すぐ契約延長を」

今季10号は貴重な先制アーチ
■中日 ー 広島(29日・バンテリンドーム)
広島のサンドロ・ファビアン外野手が29日、敵地バンテリンドームで行われた中日戦に「4番・左翼」で先発出場。4回に先制となる10号ソロ本塁打を放ち、広島ファンは「完璧やないかい」「首位打者に20本まで見えてきた」と興奮に包まれている。
両チーム無得点で迎えた4回、先発左腕・松葉貴大投手の132キロのカットボールを捉えると打球は高々と舞い上がり、赤く染まった左翼スタンドへ。先制となる貴重な一発を放ったファビアンは一塁を回ったところで右手の人差し指を掲げ、左翼席の声援に応えた。
この一発で今季10号となりセ・リーグ4位に。試合前時点で打率.314はリーグトップと新助っ人の勢いは止まりそうにない、また、この試合では今季初の4番で出場。いまや広島打線に欠かせない存在となっている。
節目となる10本目のHRにファンは「久しぶりにこんなに打つ外国人来たね」「1年目で10本てカープ大当たり引いたな〜」「これはエグい」「宝石のようなファビアン」と称賛のコメントを並べた。また、「早く複数年で囲ってほしい」「今すぐ契約延長の書類を」と活躍を続ける“神助っ人”の契約延長を望む声もあがっていた。