ド軍に現れた“金塊”24歳 MLB最低年俸&2度のマイナー落ちも…見逃せない6月の躍動

6月は直近3戦3勝…月間でも防御率2.73と好投
MLB公式サイトは31日(日本時間7月1日)、今週のパワーランキングを発表した。大谷翔平投手が在籍するドジャースは30球団で2位の好位置。同メディアは、チームを救う24歳左腕の活躍に注目した。
昨季ワールドシリーズを制したドジャースは、オフも引き続き大型補強を連発。メジャー最高勝率の更新に期待する声も多かった。しかし、MLB公式が「“スロー”なスタートを切った」と指摘するように、一時期は負けが込み、地区首位に浮上してもゲーム差は2差前後を行き来していた。
しかし、「彼らは私たちが期待した通りのチームになりつつある。直近20試合で15勝5敗、6カード連続でシリーズを勝ち越している」と、6月に入ってチームは復調。また、6月中旬に大谷が急転直下の投手復帰。MLBは「ショウヘイ・オオタニの活躍はご存知かもしれませんが……」と添えた上で話題にしたのが、ジャスティン・ロブレスキー投手だ。
メジャー2年目の24歳左腕はすでに3度の昇降格を経験。それでも6月に入ると、ロングリリーフやオープナーを務め、5試合で26回1/3を投げて防御率2.73、26奪三振と好投。同メディアは「彼は今シーズン、登板したすべての試合で少なくとも4イニングを投げており、日曜日の試合では救援で6イニングを無失点に抑える素晴らしい投球を見せた」と絶賛した。直近3試合ではいずれも勝利投手になる活躍。ドジャースは投手陣が計13人も故障者リスト入りする不測の事態に陥っているが、メジャー最低年俸の男が下支えしている。
(Full-Count編集部)