阪神では不発も…韓国球界で大復活 23年ぶり記録更新、元助っ人が到達した「175」

NPBでは2年間で17本塁打
かつて阪神でプレーした助っ人が、23年ぶりに記録を塗り替えた。韓国プロ野球(KBO)のKTウィズに所属するメル・ロハス・ジュニア外野手が3日、キウム戦で11号2ランを放ち、KBO通算175本塁打を記録。外国人打者の通算本塁打で新記録を達成した。
ここまで打率.259、11本塁打、38打点をマーク。KBOで6年目を迎え、かつて中日でもプレーしたタイロン・ウッズが持っていた外国人打者の通算本塁打記録174本を更新した。
かつてパイレーツとブレーブスのマイナーでプレーし、2017年から韓国球界へ。2020年には47本塁打135打点で2冠に輝き、2021年に鳴り物入りで阪神に加入した。
日本では2年間で計149試合に出場し打率.220、17本塁打、48打点と本領を発揮できず。その後はメキシカンリーグでプレーし、昨季から再びKBOに復帰し、打率.329、32本塁打、112打点と活躍。オフに2年420万ドル(6億800万円)、出来高50万ドル(7250万円)の契約を結んだ。
KBOでは昨季、元広島のマット・デビッドソン内野手(NC)が46本塁打でタイトルを獲得。今季も3日終了時点で外国人打者が本塁打の上位4人までを占めるなどの活躍が目立つ。
(Full-Count編集部)