鷹・近藤が通算100号の満塁弾など5打点 楽天・ヤフーレは移籍後初勝利…8日のパ・リーグ

楽天は連敗を4で止め、西武は3連敗
8日に京セラドームで行われたオリックスーソフトバンクは、9ー1でソフトバンクが勝利した。ソフトバンク打線は3回1死満塁とすると、近藤健介外野手の3号満塁ホームランで先制。5回にも4点を追加した。先発の有原航平投手は、初回を3者凡退に仕留める立ち上がり。3回、中川圭太外野手に6号ソロを浴びるも、要所を締めた投球を披露。5回に再び3者凡退とすると、6回、7回も無失点に抑え、7回102球7安打2四死球1奪三振1失点でマウンドを降りた。
8回には近藤の適時打でスコアは9ー1とした。有原は6勝目をマーク。打線では、近藤が通算100号本塁打を含む2安打5打点の活躍で、チームは3連勝を飾った。一方敗れたオリックスは、先発アンダーソン・エスピノーザ投手が5回104球7安打5四死球3奪三振8失点の内容。打線は計8安打も、得点は本塁打のみとつながりを欠いた。
ベルーナドームで行われた西武ー楽天は7ー2で楽天が勝利した。楽天は2回1死二、三塁から、中島大輔外野手の適時内野安打で先制に成功する。3回にはルーク・ボイト内野手に4試合ぶりとなる2号ソロが飛び出した。4回には辰己外野手の3号ソロ、黒川史陽内野手の1号2ランが生まれ、試合序盤からリードを奪った。
頼もしい援護を受けた先発のミゲル・ヤフーレ投手は7回107球3安打3四死球3奪三振1失点でマウンドを降りた。勝利した楽天はヤフーレが移籍後初勝利。打線も3本塁打などで効率よく得点を重ね、連敗が4でストップした。敗れた西武は、先発・渡邉勇太朗投手が2回56球4安打2四球3奪三振1失点で降板。急きょマウンドに上がった2番手・黒田将矢投手も3回4安打4失点と本来の力を発揮しきれず悔しい3連敗を喫した。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)