大谷翔平は「礼儀正しく反論した」 “誤審”後の振る舞いを敵地放送局が称賛

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

敵地放送局も断言「確かに外れていた」

【MLB】ブルワーズ 9ー1 ドジャース(日本時間8日・ミルウォーキー)

 ドジャース・大谷翔平投手が見せた振る舞いに敵地放送局も注目した。7日(日本時間8日)、敵地で行われたブルワーズ戦での第3打席で見逃し三振。この判定に大谷は不服そうな仕草をみせたが、困惑しても冷静さを忘れない姿に「審判を敬いながら叱責しました」と称賛した。

 5回先頭で迎えた第3打席。大谷はフルカウントからの内角球に対し腰を引き避けた。四球で出塁かと思った矢先、審判はストライクをコール。見逃し三振になったことで、大谷は思わず手を振り、ストライクを否定するような仕草を見せた。

 ブルワーズの地元放送局「ファンデュエルスポーツ・ネットワーク・ウィスコンシン」で実況を務めたブライアン・アンダーソン氏は、三振の瞬間、「オオタニは打席から飛び出しました」と話すと、解説のビル・シュローダー氏も「少し内角を外れていたかもしれません」と球審の判定に疑問を呈した。

 リプレー映像で再度コースを確認したシュローダー氏は「オオタニは正しかったですね。確かに外れていました」と断言。アンダーソン氏も「オオタニは非常に礼儀正しく球審に反論しました。審判を敬いながら、叱責しました」と冷静にアピールする姿に感銘を受けていた。

 さらにシュローダー氏は「これで審判は今晩ずっと(自分の判定ミスを)恥じることになります」と球審への批判を続け、疑惑の判定に泣かされた大谷に同情している様子だった。

(Full-Count編集部)

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