ジャッジが34号、ローリーの目の前で1本差に 2戦連発、年間60発ペース…3冠王も再び射程圏

「2番・右翼」で先発出場
【MLB】ヤンキース ー マリナーズ(日本時間9日・ニューヨーク)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は8日(日本時間9日)、本拠地のマリナーズ戦に「2番・右翼」で先発出場し、第4打席でソロ2試合連続となる34号を放った。本塁打数リーグ1位のカル・ローリー(マリナーズ)の目の前で1本差に迫った。シーズン60発ペースとした。
6点リードの7回1死、第4打席にレグミナが投じた5球目のスイーパーを逆方向の右翼席に叩き込んだ。打球速度97.9マイル(約157.6キロ)、飛距離345フィート(105.2メートル)、打球角度36度の一撃だった。
これで最近6戦で4発。6日(同7日)の敵地メッツ戦に続いて2戦連発となった。5日(同6日)の試合でベンチへ引き上げる際に、遊撃・ボルピーが投げたボールが顔面に直撃。サングラスが破損し、右目の横から流血するアクシデントがあったが、打撃の調子は落ちない。
本塁打王争いではトップのローリーと1本差に。試合前の時点で並んでいた打点はローリーを突き放し、75打点でア・リーグ単独トップに。打率はリーグトップを快走、2012年ミゲル・カブレラ以来、13年ぶりの3冠王の期待も高まる。