バウアーを襲った“悪夢”「怒らないでくれ…」 守護神ぼう然…DeNAファン悲鳴「嘘だと言って」

最後の勝利は6月6日の日本ハム戦
■ヤクルト ー DeNA(9日・神宮)
一振りで白星が消えた。DeNAのトレバー・バウアー投手は9日、神宮球場で行われたヤクルト戦に先発。6回2失点にまとめ、6月6日の日本ハム戦(横浜)以来、約1か月ぶりの勝利投手の権利をもって降板したが、9回に守護神が痛恨の同点弾を浴びた。「そんなぁ……」「バウアーさんの勝ちが」とDeNAファンから悲鳴が起きた。
バウアーは6月28日の巨人戦に先発して5回1/3を投げ7安打5失点、来日最多の6四球で自身4連敗となる7敗目を喫した。翌日に登録抹消となり、この日に最短の復帰。髭を剃ったすっきりした姿も話題を呼んだ。2~3回に1点ずつ失ったものの、粘りの投球で6回97球で5安打2失点、1四球4奪三振だった。
直後の7回表、関根大気外野手の二塁打から林琢真内野手が同点の適時打でバウアーの黒星を消すと、2死から佐野恵太外野手、宮崎敏郎内野手の連続適時打で一挙3得点を挙げた。バウアーに勝利投手の権利が舞い込んだ。
4-2のまま9回に突入。マウンドには守護神の入江大生投手が上がり、2死を奪ったものの、代打の古賀優大捕手が左翼席へ同点2ラン。入江は天を仰ぐしかなかった。まさかの展開にファンも呆然。「バウアー、すまぬ…天」「バウアーさん申し訳ねぇ」「また勝ちが消えた」「バウアー怒らないでくれ」などと同情の声が殺到した。バウアーは今季4勝目を挙げて以降、まさかの4連敗となっている。