「大谷2世」が“本家超え”の142m弾 球団の新人記録を更新…ベール脱いだ逸材は「化け物」

4号本塁打を放ったロイヤルズのジャック・カグリオーン【写真:ロイター】
4号本塁打を放ったロイヤルズのジャック・カグリオーン【写真:ロイター】

ロイヤルズのカグリオーンが2試合連続4号…大学時代は投打二刀流

【MLB】ロイヤルズ 4ー3 パイレーツ(日本時間10日・カンザスシティ)

 味方ベンチも“アングリ“だった。ロイヤルズのジャック・カグリオーン外野手が9日(日本時間10日)、本拠地でのパイレーツ戦で466フィート(約142.04メートル)の超特大弾を放った。衝撃の飛距離に「パワーポテンシャルは天井知らず」とファンも驚愕している。

「6番・右翼」で出場した22歳は1点リードの1死三塁、ファルターが投じた初球の93.1マイル(約149.8キロ)のシンカーをとらえた。打球はグングンと伸び、バックスクリーンを越えた。2戦連発となる4号2ランだ。

 打った瞬間に実況と解説は「ワーオ!」と声を揃え、自軍ベンチの同僚らも口をアングリの特大弾。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は公式X(旧ツイッター)で「466フィート、110.8マイル(約178.32キロ)。スタットキャスト計測開始後(2015年~)ではロイヤルズの新人選手による最長飛距離の本塁打だ」と伝えた。ドジャースが敵地ロイヤルズ戦に臨んだ6月27日(同28日)の試合では、大谷が右翼後方の噴水まで飛ばした特大29号を、カグリオーンは右翼手として見送っていたが、それをも上回る特大の一発だった。

 カグリオーンはフロリダ大で投打二刀流として活躍し、米メディアからは「ジャックタニ」という愛称もつけられた大器。同大では最多の通算75本塁打に加え、投げても昨季16試合に登板して5勝2敗、防御率4.76をマークし、同年のドラフト全体6位指名でロイヤルズに入団した。

 メジャーでは打者に専念しており、大谷(ドジャース)の今季最長448フィート(約136.55メートル)をも超える衝撃アーチにファンも興奮。「パワーポテンシャルは天井知らず」「バズーカ」「この球場で見た中でも最も遠くまで飛んだ本塁打の1つだね」「なんてこった」「なんやこの化け物」「本気出すとこんなに飛ぶんだな」「えげつないわカグリオン」「このまま覚醒するか!!」とファンも驚きを隠せなかった。

【実際の動画】大谷翔平を超えた142m弾「なんてこった」 大谷2世が衝撃の一発

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