大谷翔平、日本人初の“スプラッシュヒット” 2試合ぶり32号…敵地騒然の豪快弾

ジャイアンツ戦で32号の本塁打を放ったドジャース・大谷翔平(ドジャース公式の投稿をスクリーンショット)
ジャイアンツ戦で32号の本塁打を放ったドジャース・大谷翔平(ドジャース公式の投稿をスクリーンショット)

ジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で出場

【MLB】ジャイアンツ ー ドジャース(日本時間12日・サンフランシスコ)

 ドジャース・大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地ジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で出場し、3回の第2打席で2試合ぶりの本塁打となる32号2ランを放った。右翼席後方の海に飛び込む“スプラッシュヒット”で、リーグトップを独走するシーズン54発ペースとした。

 ナ・リーグ西地区2位の宿敵相手に強烈な一撃を放った。0-1で迎えた3回1死三塁、敵地も騒然となるエース右腕のウェブから右越え弾。オラクルパークは右翼側が海に面しており、海に飛び込む特大アーチは「スプラッシュ・ヒット」と呼ばれている。ジャイアンツ所属選手のみのカウントとなっているが、大谷は日本人初の“スプラッシュヒット”となった。打球初速106マイル(約170.6キロ)、飛距離410フィート(約125メートル)、角度30度だった。

 今季32号とし、リーグ2位の30本塁打としていたカイル・シュワーバー(フィリーズ)に2本差とした。メジャー全体では38発のカル・ローリー(マリナーズ)に6本差。34本のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)を2本差で追っている。

 初回の第1打席は際どいコースへの変化球をしっかりと見逃し、ファウルでも粘って四球で出塁。9球を投じさせての出塁となったが、無得点に終わっていた。

 試合前時点では92試合に出場し、打率.279、31本塁打、58打点。長打率.610、OPS.993はともにリーグトップの数字だ。前半戦残り3試合、どこまで積み上げていくのか注目される。

【実際の映像】外野手動けぬ“スプラッシュヒット” 大谷翔平が衝撃32号…ダイブしたファンは大熱狂

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