大谷翔平が桁違いすぎて…米メディアが“変人扱い” HR翌日の無双に「この男は異常」

ジャイアンツ戦に先発したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ジャイアンツ戦に先発したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

立ち上がりで衝撃の3者連続三振

【MLB】ドジャース 2ー1 ジャイアンツ(日本時間13日・サンフランシスコ)

 ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、敵地のジャイアンツ戦に投打同時出場。復帰後5度目の登板で初めて3回イニングを投げ、36球で1安打1四球4奪三振無失点と好投したことに、米メディアも口を極めて大絶賛だった。

 初回は先頭のヤストレムスキーを98.9マイル(約159.2キロ)のフォーシームで空振り三振に仕留めると、続くラモスも高めの99.9マイル(約160.8キロ)のフォーシームで空振り三振。ここまで7球全てフォーシームでねじ伏せた。3番のデバースにはカットボール、スライダーで追い込むと、最後はスライダーで空振り三振。これで前回登板から6者連続三振となった。

 2回は先頭チャップマンを遊ゴロ、アダメスを三飛、イ・ジョンフは歩かせたが、シュミットを遊飛に打ち取った。さらに3回はスミスを三邪飛に打ち取り、ベイリーはスライダーで見逃し三振。ヤストレムスキーに初安打を浴びたものの、ラモスは中飛で打ち取り、復帰後最長となる3回を無失点で投げ終えた。

 地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」はX(旧ツイッター)に「オオタニはえげつない。試合開始から連続三振」と記し、その立ち上がりの快投に舌を巻いた。ドジャース専門サイト「ドジャー・ブルー」に寄稿するダニエル・スターカンド氏は、大谷がマイナーで調整せずメジャーで“リハビリ登板”であることを強調しつつ「この男は、異常な存在だ笑」と脱帽の様子だった。

 地元メディア「ドジャース・ネーション」は「ショウヘイ・オオタニが対戦した直近6人の打者を三振に。リピートさせてくれ。ショウヘイ・オオタニが対戦した直近6人の打者を三振にした」と興奮した文体で驚きを記した。また、同メディアのノア・カムラス氏は、初回に3者連続三振にした場面で「投手としてオオタニはなかなかの初回だった」と試合序盤のパフォーマンスから注目。3回を投げ終えると「オオタニはジャイアンツ戦で、今季最長であり今季最高の投球パフォーマンスをまとめあげた」と記し、その5分後にも「彼の防御率は手堅いものになっている」として、今季通算で9回を投げ防御率1.00の投球内容を称えた。

(Full-Count編集部)

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