「視界から消えた」山本由伸の“魔球”に米震撼 148キロの驚愕変化に「打てるわけない」

山本の148キロのスプリットに米識者が注目
【MLB】ドジャース 5ー2 ジャイアンツ(日本時間14日・サンフランシスコ)
ドジャース・山本由伸投手が13日(日本時間14日)、敵地で行われたジャイアンツとの前半戦最終戦に先発登板。勝ち星はつかなかったが、7回を3安打7奪三振無失点の好投を見せた。米識者は山本が投じたスプリットの急激変化に驚きを隠せないでいる。
山本は初回、アダメズを宝刀スプリットで空振り三振に仕留めるなど、3者凡退の立ち上がり。2回以降は四球や安打で走者を背負う場面が続いたが、落ち着いた投球で相手打線に得点を許さなかった。中軸を迎えた6回は2奪三振、7回は2死から二塁打を打たれるも、後続を見逃し三振に仕留めた。
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は、6回に4番・チャップマンを空振り三振に仕留めたスプリットに注目。自身のX(旧ツイッター)で「ヨシノブ・ヤマモトの最強な92マイル(約148.1キロ)のスプリット」と称し、投球シーンの動画を公開した。
投稿を見たファンも「打者の視界から急に消えた」「キレッキレの投球」「打てるわけない」「圧倒的」「これが彼本来の姿」「素晴らしい投球」と急激変化を見せたスプリットに脱帽していた。
9回にスコットが同点2ランを浴び、9勝目はならなかったが、91球を投げ、最速96.2マイル(約154.8キロ)を記録。相手打線に三塁を踏ませない貫禄の投球を見せた。