元西武・中島宏之氏が東京Dに登場 イケメンコンビの“相棒”と…胸熱のピッチに大歓声

西武OBの中島宏之氏は中村&栗山&炭谷のベテラン3人にエール
■西武 ー 日本ハム(14日・東京ドーム)
西武や巨人などで活躍し、今年3月に現役引退を発表した中島宏之氏が14日、東京ドームで行われた日本ハム戦でセレモニアルピッチを務めた。西武時代に二遊間を組んだ片岡保幸氏と登場。人気コンビの来場に球場は大歓声に包まれた。
中島氏は背番号「3」、片岡氏は「7」のユニホーム姿で登場。それぞれ源田、滝澤と二遊間の後輩に力強い球を投げ込み、大声援を浴びた。
投球前に中島氏は「これから夏場と終盤にかけて、ベテランの栗山と中村と(炭谷)銀仁朗にがんばってもらえたらと思います」とエール。片岡氏は「2008年、日本一を達成した東京ドームで皆さんに会えることを楽しみにしていました」と挨拶した。
中島氏は2001年から2012年シーズンまで西武でプレーし、在籍中には1380安打、162本塁打、728打点をマークした。引退後、NPBの公式戦イベントに登場するのは初とあって、ファンは大盛り上がりだった。
片岡氏は2005年から2013年まで西武に所属。不動のリードオフマンとして271盗塁を記録。中島との二遊間コンビで人気を博し、2008年の日本一に貢献した。中島氏は2008年のチームを「ヤス(片岡)がでて、栗山がチャンス広げて、早い段階で自分とおかわり(中村)で点をとるのを考えていました」と振り返った。片岡氏も「すごい強力打線で僕は走るだけでよかった。後ろにナカジに繋げるだけでした」などと語ってファンを喜ばせた。
「ライオンズ75周年シリーズ」の一環として実現したファン垂涎のセレモニアルピッチ。東京ドームは試合前から熱狂に包まれていた。