西武・羽田慎之介が160キロ計測 日本人左腕の最速記録を更新も…四球で降板

日本ハム戦の8回に登板
■西武 ー 日本ハム(14日・東京ドーム)
西武・羽田慎之介投手が14日、東京ドームで行われた日本ハム戦に2番手で登板し、160キロを計測した。豪速球にスタンドはどよめきに包まれた。
羽田は1点ビハインドの8回から登板。先頭の矢澤に150キロ超を連発していた。すると、2死二塁で迎えた野村にフルカウントから投じた1球が160キロを計測した。しかし、豪速球は四球となり、ピンチを広げて降板となった。マウンドを引きついだ甲斐野は無失点で切り抜けた。
21歳の4年目左腕は今季すでに2度、159キロを計測していた。自身の持つ日本人最速を塗り替えた。
羽田は2021年ドラフト4位で 八王子学園八王子高から入団。191センチの長身から投げ下ろす剛球が武器で、昨季待望の1軍デビューを果たした。9試合に登板(3先発)して防御率2.76。9月には救援でプロ初勝利を挙げた。