被弾しても「高額な給料だから」　大谷翔平＆ジャッジに宣戦布告も…張った“予防線”

パイレーツのスキーンズ、タイガースのスクーバルが先発する

　2大スターに“宣戦布告”だ。15日（日本時間16日）にジョージア州アトランタで開催されるオールスター戦に先発するパイレーツのポール・スキーンズ、タイガースのタリク・スクーバルの両投手が意気込みを語った。ドジャース・大谷翔平投手、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手との対戦へ自信をのぞかせた。

　米スポーツ局「MLBネットワーク」が14日（日本時間15日）に投稿した映像に先発を務める両投手が登場。先発野手を選ぶ1次投票のナ・リーグ指名打者部門でリーグ最多の396万7668票を獲得した大谷、両リーグ最多の401万2983票を集めたジャッジとの対戦を問われた。

「自分の球を投げたらアウトにできますよね？」。ジャッジに投げる、昨季の新人王右腕のスキーンズは、この質問に対し「ああ、間違いなくそう思っているよ。彼らに打たれるまではね！」と笑顔をみせつつも、「オールスターゲームだし、彼らはメジャーリーガーだからね！　ピンポイントに投げても本塁打を打たれることは、いつもは起きないことだけど、稀に起きる。どうすることもできないね！」と普段とは違う“何か”が起きることも示唆した。

　これには大谷と対戦する28歳左腕、今季10勝3敗のスクーバルは「同感だよ。自分の球を投げることが出来たら、高確率で抑えることができると思う。（球宴では）後ろに8人も控えているからね」とバックを信じての全力投球を誓った。しかし「球界最高の選手と対戦するから、自分の球を投げても打たれることはある。そうなったら、敬礼するだけだ。（彼らしかできない）活躍をするために彼らは高額な給料を貰っているからね」と打たれた場合の“予防線”を張ることも忘れていなかった。

　大谷はナ・リーグの「1番・指名打者」、ジャッジはア・リーグの「3番・右翼」でのスタメンが予定されている。

（Full-Count編集部）