大谷翔平は「何て素晴らしい人間」 大舞台でも変わらず…米国人を虜にした一幕「子どもの模範」

第1打席でスクーバルから技あり打
何気ない行動に称賛が寄せられた。ドジャース・大谷翔平投手は15日(日本時間16日)に米ジョージア州アトランタで行われたオールスター戦に「1番・指名打者」で先発出場。2打数1安打1得点の活躍を見せた。実は、「子どもにとっての模範となる選手よ」「本当に素晴らしい人間」と米ファンが感動した振る舞いがあった。
その時はいきなり訪れた。1回裏、「Shohei Ohtani」の名前がアナウンスされて打席に向かうと、大谷はゆったりと歩き出してスイング。その後、ホームにいたマリナーズのカル・ローリー捕手、球審に対してヘルメットのつばを掴んでペコリと挨拶。軽く会話を交わし、ローリーと笑顔を見せあった。
大谷が相手捕手や球審、敵将に挨拶をするのはもはや見慣れた光景といってもいい。それでも、年に一度だけのスターの祭典とあって、他球団ファンなどからしたら驚いたようだ。
「本当に謙虚で、ドジャースファンが愛する理由が分かるわ」「この男を人として、そして野球選手として愛さずにはいられないだろう?」「オオタニは一流の人間だ」「オオタニはなんて素晴らしい人間なの」「本当に特別な人」「スターの中のスター」「オオタニはいつも素晴らしい」などと絶賛の声が寄せられた。
大谷は第1打席、昨季投手3冠のタリク・スクーバル投手(タイガース)に対して2球で追い込まれるも、カウント1-2から外角に逃げていくスライダーにバットを合わせた。中前に運び、2年連続通算3本目のヒット。その後、ケテル・マルテ内野手(ダイヤモンドバックス)の二塁打で先制のホームを踏んだ。