「阪神の選手層どうなってん」 ただでさえ独走なのに…23歳が衝撃161キロ「エグすぎる」

1軍では14登板で防御率3.95、1ホールド
「レクザム フレッシュオールスターゲーム2025」が20日、レクザム ボールパーク丸亀で行われ、阪神の工藤泰成投手が8回から登板。自己最速となる161キロを計測した。衝撃の球速に場内は騒然。「工藤エグすぎる」「阪神の選手層どうなってんねん」とSNS上も驚きが広がった。
全ウの8番手で登板した工藤は、先頭の明瀬諒介内野手(日本ハム)に対し、フルカウントからの6球目で160キロを計測。最後はカットボールで空振り三振に仕留めた。その後は死球と安打でピンチを招くと、モンテル外野手(西武)にはまたも160キロをマーク。カウント2-2から最後は161キロを計測し、場内はどよめきが起きた。西村瑠伊斗内野手(ヤクルト)は3球三振で無失点に抑えた。
何といっても、この日話題を呼んだのは工藤の「161」だ。「とんでもないな」「馬力はエグイな」「ロマンの塊」「流石にスゴいわ」と称えるファンはもちろん、「阪神スカウト最高すぎる」「コントロールがもう少し落ち着いたら後半戦リリーフ陣の救世主になりそう」などと期待を寄せる声もあった。
秋田の明桜高、東京国際大を経て2024年に四国IL・徳島に入団。最多勝を獲得し、昨年のドラフト会議で育成1位指名で阪神に加わった。プロ入り時は鍛え上げれた筋肉と肩幅が話題を呼ぶと、すぐさま結果を残して支配下指名を勝ち取った。1軍では14試合で0勝2敗、防御率3.95。2軍では1勝1敗、同5.06となっている。阪神はセ・リーグ首位を快走しているが、“マッスル右腕”がさらに勢いを加速させる日がくるかもしれない。