スアレスが2試合連発34号 大谷翔平を突き放す…元巨人右腕を粉砕、熾烈なHR王争い

Dバックスのエウヘニオ・スアレス【写真:ロイター】
Dバックスのエウヘニオ・スアレス【写真:ロイター】

2試合で3本の大暴れ

【MLB】Dバックス ー カージナルス(日本時間21日・フェニックス)

 ダイヤモンドバックスのエウヘニオ・スアレス内野手が20日(日本時間21日)に本拠地で行われたカージナルス戦で、初回に34号3ランを放った。ナ・リーグ本塁打トップで並んでいたドジャースの大谷翔平投手を突き放し、単独トップに立った。

 この試合は「5番・三塁」で出場。初回の第1打席に1死一、二塁でマイコラスのスライダーを捉え、左翼席に運んだ。打球初速111.7マイル(約179.76キロ)、飛距離425フィート(約129.54メートル)、角度31度の一撃だった。

 前日19日(同20日)にも32号と33号を放っており、これで2試合3発。6月23日(同24日)ホワイトソックス戦で右手に死球を受け2試合欠場する不運もあったが、勢いは止まらない。

 これで本塁打で大谷を突き放しただけでなく、84打点となりナ・リーグ打点王争いで鈴木誠也外野手(カブス)を突き放した。メジャー全体でもカル・ローリー捕手(マリナーズ)の83打点を抜いてトップに立った。チームと7年6600万ドル(約98億円)の契約を結んでいる大砲は、後半戦に日本人2人のタイトル争いで強力なライバルとなる可能性がある。

【実際の映像】高々と舞う打球に観客「おぉぉぉぉ!!」 手すり叩き同僚も興奮、スアレスの豪快34号

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