大谷翔平の35号巡り球場大混乱 警備員出動→全員締め出し…本人登板中に外野に“落球”

3試合連発の35号
【MLB】ドジャース ー ツインズ(日本時間22日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地でのツインズ戦に「2番・投手」で先発出場。初回の第1打席で今季自身3度目の3戦連発となる35号を放った。逆転2ランのボールはセンター後方に設置されているネットに転がり、ファンが群がる事態に発展。警備員が出動するなど、異様な空気となった。
大谷は初回、今季6度目の先発マウンドに上がるも、先頭打者のバイロン・バクストン外野手にいきなり被弾。投手復帰後では初の被本塁打となった。しかしその裏、無死一塁で第1打席が回ると、カウント2-1からフェスタが投じた高めのチェンジアップを振り抜いた。バックスクリーンへ逆転2ランとなった。
“リアル二刀流弾”は外野席ではなく、センター後方の防球ネットに届いた。“頭上”に見えるボールを巡ってファンが殺到。カバンを投げるなどしてどうにか獲ろうと試みたが、警備員が出動してファンを締めだした。その後、球団スタッフらが長い棒を取り出してボールの救出を試みたが、グラウンドに転がり落ちた。
最終的に、グラウンドに落ちた大谷の35号本塁打ボールは警備員がキープすることに。ファンからは「欲しかった!!」と嘆く声が上がっていた。