大谷翔平、“自援護”逆転2ランは「繋げればという思い」　先制点献上も…連敗ストップに貢献

投げては3回1失点…登板は「あまり良くなかった」

【MLB】ドジャース 5ー2 ツインズ（日本時間22日・ロサンゼルス）

　ドジャース・大谷翔平投手は21日（日本時間22日）、本拠地でのツインズ戦に「2番・投手」で先発出場。投げては3回を投げて4安打1失点3奪三振、打っては初回の第1打席で35号逆転2ランを放ち、連敗ストップに貢献した。試合後にはインタビューに応じ、「繋げればいいなという思いで結果的に本塁打になってよかった」と話した。

　今季6度目、後半戦では初のマウンドだったが、先頭のバイロン・バクストン外野手に甘く入ったスイーパーを捉えられた。投手復帰後では初の被弾。それでもこの回は2つの三振を奪う立ち上がりだった。そして、その裏の打席で本領を発揮する。

　無死一塁から右腕フェスタの甘く入ったチェンジアップをバックスクリーンへ。今季3度目の3試合連発となる35号2ランで逆転した。打球速度113.4マイル（約182.5キロ）、飛距離441フィート（約134.4メートル）、角度26度。本拠地は大熱狂だった。3試合連発でシーズン56発ペースとした。

　試合後、地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」のインタビューに応じた大谷は「先制点はもちろん取られたくはなかったんですけど、1打席目でムーキー（・ベッツ）がいい形で出てくれたので、繋げればいいなと言う思いで打席に入った。結果的にホームランになってよかったなと」と安堵した。

　2回のマウンドにも上がった大谷は、1死一、二塁のピンチも空振り三振、右飛で断ち切り、3回もゼロを並べた。3回46球（ストライク30球）を投げ、3奪三振、4安打1失点だった。防御率1.50とした。「全体的にみたら今日はあまり良くない出来ではありましたけど、その中でもいい悪いあると思うので、それを次に繋げたいな」と振り返った。打者としても第2打席以降は3連続三振だったが、打って投げての活躍でチームの後半戦初勝利に貢献した。

（Full-Count編集部）