大谷翔平、日本人初の4戦連発36号 リーグトップ並ぶ…年57発ペースに本拠地熱狂

9回2死三塁の第5打席にスプリットを左翼席へ運んだ
【MLB】ツインズ 10ー7 ドジャース(日本時間23日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が22日(日本時間23日)、本拠地で行われたツインズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。9回の第5打席に、MLBの日本選手初の4試合連発となる36号2ランを放った。これでリーグトップのエウヘニオ・スアレス(ダイヤモンドバックス)に並んだ。
第1打席は空振り三振、第2打席は見逃し三振、第3打席は中飛、第4打席はニゴロに倒れていたが、最後の最後に飛び出した豪快な一振りに本拠地は熱狂に包まれた。9回2死三塁から、右腕デュランの外角スプリットを左翼席へ。打球速度107.5マイル(約173キロ)、飛距離405フィート(約123.4メートル)、角度28度の一発で、メジャー全体でもカル・ローリー(マリナーズ)に3本差とし、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)に並んだ。シーズンに換算すると57発ペースとなった。
前日21日(同22日)の同戦は投打同時出場し、投げては3回4安打1失点3奪三振の好投。初回に被弾したが、逆転35号2ランを放つなどバットで取り返し、チームの後半戦初勝利に貢献していた。
20日(同21日)のブルワーズ戦以降2番に座っているが、打順の変更も関係なく快音を響かせる。試合前時点で99試合に出場して打率.275、35本塁打、67打点、13盗塁の好成績。さらに94得点、長打率.614、OPS.993はリーグトップとなっている。