相次ぐミスで2軍降格…寄り添った中日左腕に「涙出た」 粋すぎる“言葉”に称賛の嵐

大野雄大が開いた「尾田…頑張れ会」
中日・大野雄大投手の“粋な計らい”がファンの間で話題になっている。2軍降格した“後輩”を食事に誘う心意気にSNSでは「優しさに感動です」「こんな先輩がいるドラゴンズが好きです!」「聖人すぎる」とコメントが寄せられた。
大野は24日、自身のインスタグラムを更新し、尾田剛樹内野手、加藤匠馬捕手との食事したことを報告。「動画のオープン戦でのファインプレーのお返しを1か月前に企画して今日やっと行けました。ここ数日の出来事で尾田ナイスプレーありがとう会から尾田……頑張れ会にかわりましたが。笑」と綴った。
投稿された動画は3月5日の阪神戦(甲子園)。大野は7回から登板し、8回に2死一、三塁で原口に右翼へ特大飛球を浴びたが、尾田が走りながらキャッチ。窮地を脱した。「僕が今シーズン1軍で投げられているのはこのプレーのおかげです。尾田またオレもチームも救ってくれ」。と綴った。
尾田は20日のDeNA戦に守備固めで途中出場。しかし、9回1死二、三塁で代打・京田が放った左翼前への打球に突っ込んだものの、捕球することができずに追い付かれていた。さらに21日には代走で牽制死。相次ぐミスで2軍降格となっていた。大野の粋な計らいにファンからは「言葉にならないくらいの思いで、胸が熱くなりました」「涙が出た」と竜党が感激していた。