楽天が12得点で3連勝、王彦程は7勝目　オリックスは5連敗…26日のファーム結果

オリックスが5連敗、麦谷祐介は2安打2盗塁

　オリックスは、くふうハヤテ戦（杉本商事バファローズスタジアム舞洲）に2-3で敗れた。先発・佐藤一磨投手は、3回まで要所を締めた投球を続けていたが、4回、失策と犠飛で2点を失う。5回にもピンチを招いたが、後続を打ち取り5回83球4安打2四球4奪三振2失点（自責点0）でマウンドを降りた。

　打線は4回、麦谷祐介外野手が二塁打で出塁すると、盗塁に敵失が絡み、1点を返す。6回は平野佳寿投手が無失点でつなぐも、7回に3番手の富山凌雅投手が2死満塁から押し出し四球で1失点。直後の7回、1死満塁からゴロの間に1点を挙げて再び1点差に迫るが、9回は無得点に終わった。

　麦谷が2安打2盗塁、山中稜真捕手が2安打の活躍も、計5安打2得点に終わり、5連敗を喫した。なお、2番手・平野は9試合連続無失点をマークしている。

　楽天はヤクルト戦（グリーンスタジアムよこて）に12-4で勝利した。先発・王彦程投手は2回、2死満塁のピンチから連続適時打で3点を失う。以降は走者を出しながらも、要所を締める投球を続け、5回108球8安打4四死球9奪三振3失点で降板。6回からは中込陽翔投手が2回1安打無失点でつなぐ。

　打線は2回、入江大樹内野手の2点適時三塁打と陽柏翔内野手の犠飛ですぐさま同点に追いつくと、田中貴也捕手の1号ソロで勝ち越しに成功する。6回裏には吉納翼外野手、オスカー・ゴンザレス外野手の連続適時打と敵失で4点を追加。7回裏には武藤敦貴外野手、吉納、島内宏明外野手の適時打などでさらに4点を奪った。

　8回、日當直喜投手がソロを被弾したが、9回は林優樹投手が締めた。王がイースタン7勝目。打線は吉納が2安打2打点、田中貴が本塁打含む2安打1打点をマークするなど、計11安打12得点で3連勝を飾った。

（「パ・リーグインサイト」編集部）