明徳義塾、またも高知中央の前に散る 決勝で終盤に逆転負けで24度目の甲子園ならず

5失策と守備の乱れ響く
第107回全国高校野球選手権高知大会が26日、県営春野球場で行われ、2年連続24度目の甲子園を目指す明徳義塾が、2-3で高知中央に逆転負けを喫した。2023年の夏も準決勝で敗れた相手に、またしても屈した。
明徳義塾は初回に3連打で先制し、3回にも犠打に内野安打を絡めて追加点を奪い、2-0でリード。しかし、4回には守備が乱れて失点し、5回には押し出し死球で同点に追いつかれると、8回に適時打を浴びて勝ち越しを許した。9回には1死二塁に走者を進めるも、あと一打が出なかった。
勝った高知中央は2年の堅田徠可投手が150キロ超えを連発し、明徳義塾の打線を9回2点に封じた。2023年以来、2度目の甲子園出場切符を手にした。
明徳義塾は2010年から昨年まで、夏の甲子園を逃したのは2018年と2023年の2度のみ。2018年は決勝で高知商に敗れていた。
(Full-Count編集部)