DeNA藤浪晋太郎「スムーズに入れた」 3年ぶり日本登板…5球3者凡退に安堵「仕上がってる」

ボール球なし「ストライクゾーンで勝負することと思っていました」
DeNAに加入した藤浪晋太郎投手が26日、横須賀スタジアムで行われたイースタン・リーグ、ロッテ戦に先発した。3年ぶりとなる日本球界のマウンドは、わずか5球で3者凡退。「もっと力むかと思ったんですけど、思ったよりいい感じでスムーズに入れたので良かったと思います」と安堵した。
先頭の和田への初球は152キロを記録。2球で追い込んだ後、スプリットで左飛に仕留めた。続く佐藤は初球のストレートで左飛に、さらに谷村も初球、この日最速となる156キロのストレートで右飛に打ち取った。
約1か月半ぶりの実戦に「まず実戦慣れ、実戦の空気感。あとはとにかくストライクゾーンで勝負することと思っていました」とテーマを明かす。この日はボール球は1球もなく「ゾーンには投げ込めたので、まずは及第点かなと思いますし、四隅を狙ったところで投げられるコントロールもないのでどんどんゾーンで勝負していければと思いますし、良かったんじゃないかと思います」とうなずいた。
当初から1イニングを予定していたこともあり、わずか5球でのお役御免。そのため降板後はブルペンに直行し、30球弱を投げ込んでいた。「体はずっとしっかり練習をしてきたので仕上がっている状態。痛いところもないですし健康です」と自信を示した。
この日は開門が30分早まり、外野席も開放されるなど注目度はすさまじく高い。「たくさんの方がこの試合に来てくださったのでありがたく思います。ちょっとでもチームに貢献して声援に応えられるようにしたいと思います。一日でも早く上がれるようにしたいです」と先を見据えた。
(Full-Count編集部)