「通用するかも」藤浪が見せた“完璧投球” わずか5球も…唸る156キロに「ハマった時の無敵感」

2軍戦で登板したDeNA・藤浪晋太郎【写真:町田利衣】
2軍戦で登板したDeNA・藤浪晋太郎【写真:町田利衣】

わずか5球で3者凡退に仕留める

 久々の日本での雄姿が話題をさらった。マリナーズ傘下3Aタコマを退団し、DeNAに入団した藤浪晋太郎投手が26日、横須賀スタジアムで行われたイースタン・リーグのロッテ戦に先発。日本復帰後初の実戦登板をわずか5球で終え、2軍戦ながらもファンが異例の熱視線を注いでいる。

 日本で公式戦に登板するのは、阪神時代の2022年10月13日、ヤクルトとのクライマックスシリーズのファイナルステージ第2戦以来、1017日ぶり。Mr.Childrenの「終わりなき旅」でマウンドに上がると、先頭の和田への初球は152キロを記録。2球で追い込んだ後、スプリットで左飛に仕留めた。続く佐藤は初球のストレートで左飛に、さらに谷村も初球156キロのストレートで右飛に打ち取り、わずか5球で1回を3者凡退に抑えた。

 米国でも制球難が課題だったが、この日は完璧な内容だった。SNSでは「どこの球団にいっても応援する」「やっぱり速いな。ハマった時の無敵感」「球のキレはんぱねー」「日本ではそれなりに通用するかも。速球は相変わらずすごいし」「はやく1軍で見たい」「とりあえず素晴らしい復帰登板」と期待の声も。他方で、これまでの好不調の波の激しさから「5球じゃわからんな~」「なんでロッテ早打ちしてんだ?」「期待して良いのかな」など、まだまだ懐疑的なコメントも目立った。

 今季はマリナーズ傘下で21登板で2勝1敗4ホールド、防御率5.79。18回2/3を投げて29四死球と制球面に課題を残していただけに、次のマウンドに注目したいところだ。

(Full-Count編集部)

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