ド軍ファンが「どんどん哀れに見えてくる」 97億円男からの“チャンス”が不意に

中継が映した“落球劇”…ホームランボールは敵軍ファンの手に
【MLB】ドジャース 5ー2 Rソックス(日本時間26日・ボストン)
ボストンで起きた珍事が反響を呼んでいる。ドジャースは25日(日本時間26日)に敵地でレッドソックスと対戦。テオスカー・ヘルナンデス外野手が終盤に貴重な追加点となる一発を放ったが、中継カメラが捉えた打球の行方に、思わぬ注目が集まる結果となった。
1点リードで迎えた8回無死一塁、ヘルナンデスは真ん中高めのボールを完璧に捉え、打球は中堅方向のスタンドへ。今季15号となる本塁打でリードを広げ、チームはそのまま逃げ切った。オフに3年総額6600万ドル(約97億4600万円)で再契約を結んだ大砲が、期待に応える一打を見せた。
一方、この本塁打にはもう一つの“見どころ”があった。中継映像には、ドジャースのものと思われるユニホームを着たファンがスタンドでボールのキャッチを試みる様子が映し出されたが、惜しくも手にできず。打球はバウンドして、レッドソックスのユニホームを着た別のファンの元へ行ってしまう結末となった。
SNSではこの一部始終が話題に。「キャッチに失敗したあのドジャースファンは大丈夫か?」「キャッチしようとするあの男を見ていると、彼がどんどん哀れに見えてくる」「あのボールは彼の頭に跳ね返ったのか?(笑)」「あの人は頭を守るためにキャッチできなかった」「あのドジャースファンからボールが離れていってしまったとき、彼はおそらく『ちきしょう、(プレッシャーに負けて)やっちまった』という感じだね」などの声が上がっていた。キャッチしていれば観戦の記念になっていたはずも、とんだ失態を犯してしまった。