村上宗隆が今季1号　103日ぶり1軍復帰→第1打席で東を粉砕…スタンド中段、場内騒然

4月18日に登録抹消…復帰即「4番・三塁」で先発

■DeNA ー ヤクルト（29日・横浜）

　ヤクルト・村上宗隆内野手が29日、横浜スタジアムで行われたDeNA戦で今季1号を放った。103日ぶりに1軍復帰を果たし、第1打席でいきなり魅せた。

「4番・三塁」で先発した村上は2回の第1打席、東克樹投手に2球で追い込まれたものの、3球目の高め146キロ直球を振り抜いた。左翼席上段に飛び込む一発に場内はどよめきが起きた。

　今季は故障により開幕から出遅れ、4月17日に1軍に復帰したが、同日の阪神戦（神宮）で再び負傷。翌18日に出場選手登録を外れていた。その後も2軍で調整し、27日のイースタン・リーグ楽天戦で約4か月ぶりの一発を放っていた。

　2022年に令和初の3冠王となり、昨年まで本塁打王3回、打点王2回を獲得した球界を代表する大砲は、今オフにポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を目指している。後半戦になってやっと生まれた1号。いよいよ本領を発揮するか注目される。