どうなる巨人の最後の「1枠」 7月に3人を補強…残り1日、20歳の逸材助っ人には“壁”か

「70」人の支配下選手枠をめぐり
残り1日でどうなる――。プロ野球12球団は今月31日に新規選手契約可能期間、および選手契約の譲渡可能期間の期限を迎える。阪神、DeNA、広島、楽天の4球団はすでに枠限度の「70」人に達した。巨人は残り「1人」になっている。
巨人は今月29日、育成から3年目26歳の菊地大稀投手を69人目の支配下に登録したばかり。同12日にはマレク・フルプ外野手、6月には山田龍聖投手、鈴木大和外野手、三塚琉生外野手を支配下に上げていた。そのほかにも3月に戸田懐生投手、4月に笹原操希外野手が支配下枠を勝ち取っていた。
そのほか大江竜聖投手、秋広優人内野手とのトレードでソフトバンクからリチャード内野手を獲得。オフの現役ドラフトでは田中瑛斗投手が加入していた。マリナーズ傘下3Aタコマが自由契約とした乙坂智外野手も獲得していた。
巨人の育成野手では、3年目の宇都宮葵星(きさら)内野手がイースタン・リーグで47試合に出場し打率.306、1本塁打、9打点の成績を残している。さらに20歳のフリアン・ティマ外野手も68試合に出場し、6本塁打、26打点を残しているものの、外国人枠の問題で不透明だ。
投手では同じくイースタン・リーグで園田純規が5試合にいずれも先発で登板し3勝0敗、防御率1.61の好成績。松井颯も10試合(3先発)で2勝2敗、防御率2.55。救援では富田龍、代木大和らが登板しているが、出場試合数は多くない状況となっている。
(Full-Count編集部)