阪神・佐藤輝明、28号逆転3ラン バンテリンDの中段にズドン…豪快アーチに場内騒然

橋本は36試合で防御率0.98と好投…被弾は1本だった
■阪神 6ー2 中日(5日・バンテリンドーム)
阪神・佐藤輝明が5日、バンテリンドームで行われた中日戦の8回に28号逆転3ランを放った。衝撃の一発に場内は騒然とした。
4番が一振りで魅せた。阪神が0-2とリードを許して迎えた8回無死一、二塁で佐藤輝に打席が回ると、この回から登板した橋本侑樹投手の146キロ直球を振り抜いた。大きな弧を描き、右中間スタンドに着弾した。
橋本はここまで11試合連続無失点、36試合で防御率0.98、被本塁打わずか1本と中日ブルペンで奮闘していたが、佐藤輝に痛恨の一発。まさかの逆転弾を許し、膝に手をついて落胆とした表情を見せていた。
佐藤輝はこれで28本塁打、71打点とし、セ・リーグ2冠を独走。自身初のタイトルに加えて、阪神ではランディ・バース以来、39年ぶりの本塁打王も見えてきている。