新庄采配がピシャリ 万波がまさかの“2ランスクイズ”成功…本拠地大熱狂

万波は通算5犠打…今季はゼロ本
■日本ハム ー 西武(5日・エスコンフィールド)
日本ハムは5日、エスコンフィールドで西武と対戦。3回に万波中正外野手がまさかのスクイズに成功し、新庄剛志監督も笑顔で“作戦的中”を喜んだ。
日本ハムが3回に3点を先制し、1死二、三塁で万波に打席が回った。パ・リーグ2位の17本塁打を記録しているスラッガーはカウント0-1からの2球目、武内が投じた146キロ直球を三塁線に転がした。三走の石井はすぐに生還すると、三塁のデービスが一塁へ送球する間に、二走の郡司も5点目のホームを踏んだ。
2022年に自身初の2桁となる14本塁打を放ち、2023年は25本塁打を放つなど、球界を代表する大砲となった万波。犠打は昨年10月8日の楽天戦で決めているが、通算でもわずか5回、今季はゼロとなっている。予想外の作戦に、本拠地ファンもどよめきが起きた。