不振ベッツへ…LAに起きた“異様な光景”　指揮官も感銘、ド軍に必要なスターの復活

ベッツへの声援にロバーツ監督も感謝

【MLB】カージナルス 3ー2 ドジャース（日本時間5日・ロサンゼルス）

　まさかのスタンディングオベーションに、指揮官も感謝しきりだった。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は4日（日本時間5日）、打撃不振に苦しむムーキー・ベッツ内野手に対する歓声に、頭を下げた。

　ベッツは直近4試合で16打数無安打にとどまり、本拠地に帰ってきたこの日は第1打席からスタンディングオベーションで大声援を受けて臨んだ。

　ロバーツ監督も「ああ、聞こえたよ。ムーキー（・ベッツ）に良いことが起きるよう、彼にサポートを送っていた。（ベッツを）サポートしてくれたことは素晴らしい。間違いなく彼にも届いたはずだし、ファンのために活躍したいと感じただろう。（声援は）本当に、本当に、本当にクールだった」と感謝の言葉を並べた。

　ベッツはこの日、試合終了からわずか15分後、浮かない表情で球場を後にした。2018年MVPにしてチームの顔でもある32歳の復調がワールドシリーズ連覇に必要不可欠。本来の姿からかけはなれた成績となっているが、ロサンゼルス全体が挽回に期待している。

（Full-Count編集部）