規格外ボディーの“和製ジャッジ”は「獅子の希望」 衝撃弾にどよめき「軽々飛ばす」

日本ハム戦で村田が2号ソロを放った
■日本ハム 6ー1 西武(5日・エスコンフィールド)
西武の大砲候補に“覚醒気配”が漂っている。西武の村田怜音内野手が5日、エスコンフィールドでの日本ハム戦に「5番・指名打者」で出場し、2号ソロを放った。3日に放ったプロ初アーチから止まらない打棒にファンからは「次のホームラン王候補やな」「獅子の希望」と期待の声が上がっている。
6点を追いかける7回1死、4球目の外角球を捉えると左翼フェンス後方のブルペンまで一直線。打球を追いかけた左翼手も早々に見送る完璧な一発に、球場は大歓声に包まれた。
地元三重の相可高から皇学館大を経て、2023年ドラフト6位で西武に入団。1年目の5月に1軍デビューを飾るも、一塁守備でフェンスに激突。左膝後十字靭帯を損傷して4試合で無念の離脱となった。怪我を乗り越え、今季2軍で打率.276、4本塁打と猛アピール。7月に1軍昇格を果たすと、8月2日のロッテ戦で延長10回に代打で登場し、プロ初本塁打を放った。
身長197センチ、体重112キロの恵まれた体格から放たれた、規格外のパワーにSNSでは「打球速度もロマンあるなー」「まじで大型の99はロマンあるなあ」「これは西武のジャッジ」「ほんと軽々飛ばすよな」「球界トップクラスの飛距離はある」などの声が寄せられた。