ベッツ復活の3安打 クラブハウスで明かした“本音”「1試合だけ」…裏にあったフリーマンの助言

ベッツの1試合3安打は6月8日以来
【MLB】ドジャース 12ー6 カージナルス(日本時間6日・ロサンゼルス)
ドジャースは5日(日本時間6日)、本拠地でのカージナルス戦に12-6で快勝。2桁得点は今季11度目、6月22日(同23日)のナショナルズ戦以来となった。復帰したばかりのマックス・マンシー内野手が2打席連発の4打点と大活躍するなか、ドジャースタジアムが盛り上がったのはムーキー・ベッツ内野手の一打だった。
今季は自己ワーストの不振にあえぐベッツは、3回無死の第2打席で左翼線へ二塁打を放った。実に6試合、26打席ぶりとなるヒットに、ドジャースナインはベンチで拍手を送り、本拠地ファンも大歓声が起きた。ベッツは5回にも左前打、7回は四球、8回にも中前に運び、6月7日(同8日)以来となる今季6度目の3安打を記録した。
試合後に取材に応じたベッツは、「結果には満足しているけど、1試合だけだからね。明日どうなるか」と不安ものぞかせた。それでも、「基本に立ち返っている。マイナーにいた頃を思い出してね。明日どうなるか」とし、一からバッティングを見直して復活に向けて取り組んでいるようだ。
ベッツは「ようやく、(ボールに対して)しっかりとコンタクトすることが出来た」と手応えを口にしつつも「でも、興奮しすぎてはいけない。何日も連続して出来たら、興奮するよ」と、明日以降の結果が大事だと強調した。
2か月ぶりの1試合3安打。実は、フレディ・フリーマン内野手からの助言があったようだ。「僕たちはフレディ(・フリーマン)がどういう実績を残した人なのか分かるよね。日常的に彼と話し合えるので、それはいいことだ。彼は常に私をサポートしてくれている」と感謝した。