田中将大の「センスすごいわ」 衝撃のチーム初安打…12年ぶり快音に「激レアなもの見れた」

石川雅規のシンカーを左中間に運んだ
■巨人 ー ヤクルト(7日・東京ドーム)
東京ドームにどよめきが起きた。巨人の田中将大投手は7日、日米通算199勝目をかけてヤクルト戦に先発。3回の第1打席では左中間を破る二塁打を放つと、「うちの打者より打てそう」「激レアなもの見れた」とSNS上のファンも大盛り上がりを見せた。
田中将は3回までヤクルト打線をゼロに抑えると、その裏に先頭で打席を迎えた。カウント1-2からの5球目、石川雅規投手の甘く入ったシンカーを上手く拾い上げると、鋭い打球が左中間を割った。悠々と二塁に到達し、場内は歓声と拍手が起きた。その後、泉口友汰内野手の適時打で先制のホームを踏んだ。
実にNPB12年ぶりとなるヒット。「待って想像以上に良いバッティングやん」「野手、田中将大の世界線も見たかったと思わせるヒット」「そんな激レアなもの見たんか」「野球センスやっぱりすごいわ」「打球エグすぎ」と称賛の声が送られた。
田中はこの日が98日ぶりの1軍マウンド。勝利投手となれば、NPB通算121勝、MLB通算98勝で計199勝となる。“大台”の200勝がかかる登板は、4回まで投げて1-1となっている。