大谷翔平、14日に古巣エンゼルス戦で凱旋登板へ 指揮官明言…トラウトと“再戦”へ

ドジャース・大谷翔平【写真:イワモトアキト】
ドジャース・大谷翔平【写真:イワモトアキト】

投手としてはエンゼルスと初対決へ

 ドジャースの大谷翔平投手が13日(日本時間14日)の敵地エンゼルス戦に、投手として先発することが決まった。9日(同10日)のブルージェイズ戦前にデーブ・ロバーツ監督が明らかにした。投手としては初めて古巣エンゼルスと対戦することになる。

 ロバーツ監督は大谷の登板について「彼は水曜日に4イニングを投げる。この登板がどう進んでいくか様子を見て、5回まで行くかどうか見極める」と説明し、内容次第では次々回の先発で5イニングを任せる可能性を示唆。「ショウヘイがもっと長いイニングを投げたいと思っているのは、我々にとってもいいことだ」と語った。古巣相手への初登板にも「彼はあまり感情を出さないタイプだから、私としては彼がそんなに感情的になるとは思わない」とコメントした。

 エンゼルスタジアムの登板は、手術前に最後の登板となった2023年8月23日のレッズ戦以来となる。エンゼルス時代の盟友マイク・トラウト外野手とはレギュラーシーズンとして初、2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝以来となる対決が実現するかもしれない。

 大谷は投手として今季8試合に登板し、19回を投げて防御率2.37を記録。7月30日(同31日)のレッズ戦では右臀部のけいれんを起こし、4回途中で緊急降板。だが、6日(同7日)のカージナルス戦では復帰後最長の4イニングを投げ、8奪三振1失点の好投を見せた。同日は打者としても39号本塁打を放ち、日本人選手ではイチロー、松井秀喜に次ぐ3人目となるメジャー1000安打を達成していた。

(Full-Count編集部)

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