田中将大が“謝罪”「申し訳ない気持ち」 味方の失策から崩れ…200勝王手ならず

中日戦に登板した巨人・田中将大【写真:小林靖】
中日戦に登板した巨人・田中将大【写真:小林靖】

5回7安打3失点で日米通算199勝はお預けに

■中日 4ー3 巨人(13日・東京ドーム)

 巨人の田中将大投手は13日、中日戦(東京ドーム)で5回7安打3失点。同点の場面で降板し、勝ち負けはつかなかった。今季2勝目、日米通算199勝はお預けとなった。

 初回2死二塁、4番・細川を内角攻め。147キロで見逃し三振に仕留めた。3点を先制した2回は先頭を出したものの、後続を断ち切って無失点。3回は三塁・リチャードの好守に助けられ、2死満塁のピンチもゼロに抑えた。

 勝利投手の権利がかかった5回に落とし穴が待っていた。同無死一塁で併殺を狙った二塁・門脇が送球エラー。左翼ファウルゾーンを転々とする間に一走・岡林が一気に生還した。続く上林には右翼フェンス直撃の適時二塁打を献上。同2死二塁からボスラーに中前への同点打を許した。

 5回81球を投げ、5奪三振1四球、7安打3失点(自責0)だった。田中将は門脇のエラーから崩れることになり、「今日はゲームを通していい守りに助けられていたので。1点を失った後になんとかカバーして抑えたかった思いが強かった。絶対にリードを保ったまま降りないといけないと思っていた。結果的に追いつかれてしまうことで、やっぱり後続の投手たちがキツくなって、負担をかけてしまうことになった。本当に申し訳ない気持ちですね」と言葉を絞り出した。

(Full-Count編集部)

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