大谷翔平にエ軍放送局が“絶句”「1スイングで…」 最強守護神を粉砕…余韻噛み締めた18秒

43号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:イワモトアキト】
43号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:イワモトアキト】

ジャンセンは6月17日から21試合連続無失点中だった

【MLB】エンゼルス 7ー6 ドジャース(日本時間13日・アナハイム)

 ドジャース・大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、敵地でのエンゼルス戦に「1番・指名打者」で出場。同点の9回に4戦連発となる勝ち越し43号を放った。打った瞬間に確信し、雄叫びを上げた豪快な一発。古巣のエンゼルス放送局も偉才の一撃に感心したように見守っていた。

 5-5で迎えた9回の第5打席、先頭の大谷はカウント1-0から絶対的守護神のケンリー・ジャンセンが投じたカットボールを捉えた。打球初速114.8マイル(約184.8キロ)、飛距離404フィート(約123.1メートル)、角度29度の一発が右翼席へ飛び込んだ。

 エンゼルスの米カリフォルニア州地元放送局「ファンデュエル・スポーツ・ネットワーク・ウェスト」の中継では、実況のウェイン・ランダッゾ氏が「ショウヘイがライトへ打った。均衡を破る本塁打だ」と淡々と言うと、解説を務めたエンゼルスOBのマーク・グビザ氏が「あれは完璧なロケット弾でした」と脱帽した。

 その後、余韻を噛み締めるかのように18秒間沈黙し、ランダッゾ氏は「これで4試合連続本塁打ですよ。長打は7試合連続、安打は11試合連続です。明日はマウンドに上がるんですよ」「ジャンセンは21試合連続無失点が続いていました。しかし、オオタニの1スイングで終わってしまいました」と、難攻不落のクローザーを打ち崩したことに称賛を送った。

(Full-Count編集部)

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