大谷翔平が生み出した“異様な光景” 中継映像にくっきり…敵地なのに「全員大騒ぎ」

43号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:イワモトアキト】
43号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:イワモトアキト】

打球初速114.8マイル、飛距離404フィート、角度29度の一発

【MLB】エンゼルス 7ー6 ドジャース(日本時間13日・アナハイム)

 ドジャース・大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、敵地でのエンゼルス戦に「1番・指名打者」で出場。同点の9回に4戦連発となる勝ち越し43号を叩き込んだ。大谷も打った瞬間に雄叫びを上げた確信弾。エンゼルスタジアムでは“異様な光景”が広がった。

 5-5で迎えた9回の第5打席、大谷はカウント1-0から守護神のケンリー・ジャンセンが投じたカットボールを完璧に捉えた。打球初速114.8マイル(約184.8キロ)、飛距離404フィート(約123.1メートル)、角度29度の一発が右翼席に着弾。凄まじい当たりに場内は騒然とした。

 本来、敵選手に本塁打を打たれればブーイングが飛び交うことが常。ホームランボールを投げ返すファンも少なくない。しかし、大谷に関してはどの球場でも相手ファンが喜ぶ場面をよく目にする。ましてや、2018年から2023年まで在籍した古巣ファンにとっては、大谷の活躍が嬉しかったのかもしれない。打った瞬間、エンゼルスファンも立ち上がり、大声援を送っていた。

 アナハイムに広がった“光景”にファンも注目。「エンゼルスファンも立ち上がって万歳してたなぁ」「エンゼルス本拠地なのにドジャースもエンゼルスファンも大谷のホームランで総立ち」「エンゼルスファンも手をあげて喜んでんのたまらんな」「大谷さんホームラン打つとエンゼルスファンも喜んでるの良いね」「エンゼルスファン ドジャースファン関係なく観客全員大騒ぎ」などとコメントが寄せられた。

 大谷の4試合連発アーチがあったものの、ドジャースは延長戦の末に惜敗。それでも、偉才のバットが鮮烈な輝きを見せた。13日(同14日)は先発マウンドに上がり、今度はピッチングで魅せるか注目される。

(Full-Count編集部)

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