坂本勇人「たまには打ちます」 会心の代打3ラン、“記者イジリ”も発動「震えたんすか?」

「結果的にすごくいいホームランになったので良かったです」
■巨人 6ー5 阪神(15日・東京ドーム)
巨人の坂本勇人内野手は15日、阪神戦(東京ドーム)で代打で途中出場。逆転勝ちを呼び込む3号3ランを放った。「たまには打ちます。今日はチームも勝ったし、結果的にすごくいいホームランになったので良かったです」とうなずいた。
4点を追う6回2死一、三塁。投手・横川の代打で登場した。フルカウントから左腕・伊藤の内角カットボールをフルスイング。打った瞬間にそれと分かる3号3ランでドームの空気を変えた。「中盤で1点差にできたホームランだったので、結果的に勝てたので良かったです」とクールに喜んだ。
代打のアナウンスに、東京ドーム中から大歓声が上がった。そのことを記者から聞かれ、「(記者へ)震えたんすか? 良かったっす」と記者イジリ。侍ジャパンや巨人でチームメートだった1年後輩の中田翔が引退発表した日に放った日の一発。そのことについても「それはまた違うんじゃないですか」と語った。
首位・阪神とはまだ11ゲーム差ある。「勝つしかないと思うんで。みんな監督もそういってますし、選手もそういう気持ちでやってると思うので、一戦一戦頑張るだけだと思います」と表情を引き締めていた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)